タコや魚の目、固くなった角質、早めのケアがおすすめです。
タコも魚の目も、長時間何らかの摩擦が加え続けられたことで、皮膚の表面を覆う角質が硬くなった状態のことです。
ハイヒールや窮屈な靴を長時間履いている人、外反母趾や内反小指に偏平足の人もタコや魚の目ができやすくなります。
タコは表皮だけが硬化して痛みは感じなかったり軽いですが魚の目は硬くなった角質がトゲのように内側に硬くなり、強い痛みが生じます。
タコも魚の目も、足裏に小石を付けて歩くようなものでひどくなると歩行が困難になりますので、早目のケアが必要です。
パック&ウエットで痛みもなく優しい角質ケアケアです。
皮膚は、「表皮」「真皮」「皮下組織」という三層構造になっています。健康な皮膚は角質層の一番下から角質層の一番上に上がり、古くなった表皮は垢になりはがれおちます。これを肌のターンオーバーといって、28日かかると言われます。そして、この古くなって剥がれ落ちる表皮を「角質」といいます。角質とは皮膚の表面の死んだ細胞ですが皮膚の壁となって外からの刺激から真皮を保護したり、体内から水分が外にでるのを防いだり、肌にとっては大切な役割があります。
足裏の皮膚は真皮を守るために古い角質をため込み厚くゴワゴワになります。
タコ
皮膚の角質層が硬く厚くなるが、芯を持たずに平らに膨らむものをタコと呼びます。靴と擦れやすい親指や小指、体重のかかる足の裏などに多くみられます。しかし、足だけにできるうおのめと違い、たこは「ペンだこ」や「座りだこ」というように体のさまざまな箇所にできます。また、たこは痛みをともないませんが、放置していると芯をもってうおのめに進行することもあります。
魚の目
皮膚の表面が硬くなって中央に芯を持つ魚の目。皮膚の角質層が硬く厚くなった膨らみの中央に、さらに硬い芯を持ちます。この芯は、皮膚の奥深くに向かってめりこんでいるため、軽く触れたり歩いたりするだけで激しい痛みが生じます。汗をかきやすい指の間などでは、白くて柔らかく、痛みをともなわない魚の目ができることもあります。
【注意】魚の目と思ったら「イボ」の場合もあります! 削り取るのはNG判断がつかない場合は、必ず医療機関を受診しましょう
さらに角質をケアすることで足のニオイからも解放されます。
足は一日にコップ一杯の汗をかくと言われていますから、とても蒸れやすくニオイの元となる細菌が発生しやすい環境にあるのです。
古い角質はこの細菌のエサやベッドとなりますから、定期的に角質ケアすることが気になるニオイ知らずの素足美人への近道です
ホームケア
- 足指一本一本丁寧に洗い清潔を保つ
- 入浴後はすぐにしっかり保湿をすることが大切